水垣公認会計士事務所
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AIの進化
1月20日、アメリカの第45代大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。これまでの言動や就任直後の言動からは大統領としての品格を感じませんが、今後アメリカはどこへ向かうのか、そして世界はどうなるのか、期待感より不安感が上回ります。トランプ大統領は徹底した『米国第一主義』を掲げていますが、自国の利益だけを最優先する外交・経済政策は短期的にはともかく、中・長期的にはその持続可能性について大いに疑問があります。各国が互いに自国第一主義の保護主義に走ることは、ハリネズミが全身の針で我が身を守ることが相手を傷付け、結果的に自分も傷付くことになるようなものです。アメリカはこれまで自由貿易体制の利益享受国であったはずですが、早くもTPP永久離脱を表明したように、これから色々な混乱が広がることが懸念されます。

閑話休題。

最近、AI(人工知能)に関する話題が多くなっています。特に、昨年グーグルの開発した囲碁ソフト『アルファ碁』が韓国の世界的なトップ棋士と対戦し、圧倒したことが大きな話題になりました。デープラーニングという手法によってAIの進化は加速し、その進化スピードは私たちの予想をはるかに超えています。将棋に比べて盤面が広い囲碁は少し前までは、囲碁ソフトがトップ棋士に勝てるようになるのは、まだ当分先だとも言われてきました。それが昨年トップ棋士に追いつき、追い越しました。すでに『アルファ碁』の進化版、『Master』が開発されています。あっという間に、人間の出る幕はなくなってしまいそうです。

また、AIの進化に伴い、将来的に消えてなくなる職業というのが紹介されました。消えてなくなる職業は、銀行員・弁護士・公認会計士・税理士・裁判官・医師だそうです。その逆に、将来的にも生き残る職業は、営業職・清掃・介護・ウェイトレスなどの比較的低賃金の職業だそうです。低賃金の職業は、わざわざ多額の開発費をかけてそれに代わるAIを開発するのは採算に合わないので、そのまま生き残るそうです。専門職で、比較的高収入の職業ほどAI開発によってAIに置き換えるメリットがあるので、AIの開発が進み、その結果として消えていくそうです。そうかなぁ〜?

自分の職業が消えてなくなる職業の中に入っているからという訳ではありませんが、素直には納得しがたい雑な見解です。公認会計士の行う監査の世界では、AIを駆使して被監査会社のビックデータ分析を行って財務諸表の数値の異常を検知し、監査に活用しようという手法が生まれています。もはや監査はかつてのように監査人の経験や勘だけに頼る時代ではなくなっていますが、監査の中でAIがより重要な役割を担うことになるのは間違いありません。税務の世界でも、決算にしても申告にしても最近は会計ソフトや税務申告ソフトに頼りきった仕事になっています。もう少しソフトが進化すれば、錆びついた知識だけの頭の固い税理士は本当に無用の長物になるのかもしれません。

AIの急速な進化は私たちの予想をはるかに超えたものなので、将来何があってもおかしくありません。だから今ある職業の1つや2つ消えてもおかしくありません。それをおかしいと思うのは私たちの想像力が足りないだけなのかもしれません。自分の職業が将来消えてしまうかもしれないのは悲しいことでもあります。かつてバブル時代という時代があったように、私はまだ人間が人間らしく泣いたり笑ったり、事ある毎に一喜一憂しながら仕事をしていた古き良き時代の職業人の一人なのかもしれません。この年齢で今さら転職するのも手遅れなので、将来消えてなくなるかもしれませんが、このまま今の道を歩もうと思います。皆さんはどうします…?
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