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ソーシャルディスタンス - 水垣公認会計士・税理士事務所|東京都足立区・葛飾区の会計・税務事務所

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今月のコラム

ソーシャルディスタンス

カテゴリ: 今月のコラム 作成日:2020年09月10日(木)

 

 新型コロナウイルスは今後、終息に向かうのかと淡い期待をもって毎日、夜のTVニュースを観ています。しかし、いつも私の期待は裏切られます。少し楽観的にみれば、新規の感染者数は右肩下がりになってきているように思えますが、東京の新規の感染者は思うように減少しません。秋になりインフルエンザの季節が近づきますが、その前までには何とかこの新型コロナ騒動が終息して欲しいものです。

 この頃では新型コロナウイルス感染対策の一環で、至る所で3密回避が徹底されています。その合言葉の一つに、ソーシャルディスタンスがあります。スーパーへ買い物に行けば、レジの前ではソーシャルディスタンスを保つために並ぶ位置が床にマークしてあります。飲食店では、座席数が減らされていたり、座る席が間隔をあけて指定されていたりします。事務所では、所内で仕事をする際には、空席に移動したりして密にならないよう配慮しながら仕事をしています。机を並べて隣同士会話を交わしながらワイワイ仕事したり、仕事帰りのサラリーマンで賑やかだった居酒屋の光景は、随分昔のことのように思えてきます。

 そんな今流行のソーシャルディスタンスではありませんが、仕事をするにあたって相手(取引先・お客様)との距離をどう保つべきか悩ましく思える時があります。それは会計事務所の仕事だからという訳ではなく、相手のいない仕事はないので、どんな仕事でも大なり小なり必ずあることだと思います。

一般論ですが、仕事のできる人というのは相手との関係で、距離の取り方が上手な人のことを言うのでしょう。相手との距離が近くなればなるほど、相手からは親切だ、面倒見の良い人だとウケは良くなります。そうこうするうちに近づき過ぎて客観性を失い、癒着の温床になりかねません。一方、相手との距離が遠くなればなるほど、相手からは不親切だ、とっつきにくい人だとウケは悪くなります。そうこうするうちに離れ過ぎて意思疎通を欠き、嫌われることになりかねません。

 どんな時も自分の立場を忘れずに、近すぎず遠すぎず常に相手との関係で目には見えない距離を保ちながら、かつ、相手にはその距離を感じさせないような関係が理想的です。きちんとした距離を保てなければ、正しい判断は出来ず、良好な関係を長時間継続することも出来ません。飲んで食っては距離を喪失したり、まともなコミュニケーションが出来ず溝を拡大したりすることなく、常に良好なソーシャルディスタンスを保ちながら仕事をしたいものです。

 それにつけても、最近頻発する自然災害について考えるとき、人間と自然との関係においてもソーシャルディスタンスがあるように思えてなりません。人間が自然との関係で適切な距離を保つことをないがしろにしてきたツケが、自然災害となって表れているのかもしれません。

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