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真っ盛り - 水垣公認会計士・税理士事務所|東京都足立区・葛飾区の会計・税務事務所

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今月のコラム

真っ盛り

カテゴリ: 今月のコラム 作成日:2019年10月24日(木)

 

台風19号は多くの河川を氾濫させ、各地に甚大な被害をもたらしました。台風が去った後、朝・夕の気温はだいぶ下がるようになったものの、天候不順の日が続いています。そんな中、今、街を歩くと至る所から金木犀の濃厚な香りが漂ってきて、秋の到来を告げています。

 

さて、ラグビーW杯では、日本は4戦全勝で予選を1位通過して、悲願のベスト8に進出しました。残念ながら、南アフリカの厚い壁に阻まれ、ベスト4進出は叶いませんでしたが、選手たちのひたむきなプレーに感動しました。よく闘いました。

 

W杯もいよいよ佳境に入って来ましたが、ラグビーから仕事に目を転じると、事務所は税務調査の真っ盛りです。少々残念な真っ盛りです。会計事務所にとって税務調査も仕事のうち、商売繁盛でいいじゃないかと思われるかもしれませんが、素直には喜べません。それに、ラグビーW杯のように盛り上がることもありません。

 

8月の夏休みが明け、9月頃まではまだ余裕がありました。今年はヤケに少ないなと思っていたほどです。ところが、10月に入ると申し合わせたかのように税務署から調査の電話が集中し、急に慌ただしくなりました。税務署の調査官の中には、事前の調査連絡もなしに、いきなり会社に現れた人もいました。その後、改めてその調査官から税務調査の連絡があったので、今回はどういう調査なのかと尋ねると、通常の調査ですとの回答です。通常の調査なら通常の調査らしく所定のルールを順守して、事前通知をすべきです。事前通知のルールを定めても、税務署はいざとなるとそんなルールはヘッチャラで無視します。事前通知の必要性の判断は税務署の裁量権の範囲です。納税者からすると、税務署の裁量権の運用基準は極めて不明瞭です。納税者には何が何だか良く分からないが、税務署が勝手に必要がないと判断すれば事前通知の必要がなく、また、税務署にはその理由の開示義務もないので、すべては闇の中です。かくして、事前通知のルールは軽視され、納税者の権利は軽視されます。納税者の権利はもっと擁護されるべきであり、そのためには香港の人たちのように納税者が勇気を持って声をあげるべきなのでしょうか…?

 

それはそれとして、今月10月は2件、来月11月は5件の税務調査があります。1ヶ月に5件というのは私の経験の中でも最多記録になるのかもしれません。1件の調査が終わって、やれやれと思う間もなく次の調査が待っています。11月は調査漬けの毎日になりそうです。ストレスも多そうですが、しばらくは忍耐あるのみです。

ラグビーでは、フォワードはスクラムの重圧に耐え、バックスはタックルの衝撃に耐えます。そして、綾瀬の税理士は調査のストレスに耐えます。調査終了のホイッスルが鳴るまで一生懸命頑張るしかありません。ホイッスルが鳴った時、果たしてラグビーのようにノーサイドは訪れるのでしょうか…?

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