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ある相続 - 水垣公認会計士・税理士事務所|東京都足立区・葛飾区の会計・税務事務所

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今月のコラム

ある相続

カテゴリ: 今月のコラム 作成日:2018年11月19日(月)

 

11月初旬、朝7時半。自宅を出て、外環市川北インターから関越道。関越花園インターで降り、秩父・長瀞へ行きました。途中、渋滞もありましたが、所要時間は2時間半。長瀞と言えば、荒川の上流部にあり、岩畳で有名です。ライン下りも楽しめます。季節は秋。紅葉の季節なので、久しぶりに古里秩父の山々の紅葉がみられると楽しみにしていましたが、当日は朝から雨。雨は一日中降り続きました。周囲の山々には白くガスがかかり、山も紅葉もすっぽりガスの中。残念ながら紅葉見物はお預けでした。春風秋雨、そうそう思うようにはいかないものです。しかし、長瀞行の本来の目的は紅葉見物ではありませんでした。相続税申告の打ち合せ兼資料収集のためでした。

 

高校の同級生が6月に亡くなりました。別の同級生の紹介で、そのご遺族に会い、相続税の申告を依頼されました。高校の同級生と言っても、何しろ小生が高校を卒業してからほぼ半世紀経ちます。田舎の高校でしたが、一学年でもクラスは7つか8つはあったはずなので(悲しいことに今となっては正確に思い出せません)、そこそこの生徒数でした。その同級生とは、クラスも違い、部活も違い、通った小中学校も違っていたので、高校の時はほとんど接点らしい接点はありませんでした。

 

しいて接点を捜せば、共通の友人がいたことと、互いに運動部だったことです。部は違っていても、部活動では同じグランドで毎日練習していたので、顔と名前くらいは知っていました。しかし、親しく言葉を交わした記憶はありません。卒業後は、多くの同級生がそうだったように、散り散りバラバラになり、自然に音信不通、風の便りを聞くこともありませんでした。今回のことがあって初めて、彼は東京の大学へ進学し、一級建築士になった後、長男だったこともあり、地元で父親の経営していた実家の会社を継いで、2代目社長になっていたことを知りました。継いだ会社は自分の専門とは全く畑違いの会社でした。近年は人工透析をしていたそうですが、亡くなる前日まで社長として普通に仕事をしていたそうです。

 

高校卒業後、互いに意識することもなく、それぞれ別の道を歩んで来ましたが、半世紀近く経って別々だった2人の道が交差しました。しかし、交差したと思った時には、残念なことに同級生はすでに亡くなっていました。交差点にもう彼はいません。今回の仕事が少しでも同級生の供養になれば良いのですが…。改めて同級生のご冥福を祈ります。

 

共に同じ時代を生き、同じ青春時代を過ごした同級生は、不思議な連帯感を感じるものです。

 

みんな今ごろ何処でどうしているのだろ~…?

それぞれの人生の秋をつつがなく過ごしているのでしょうか…?

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